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2020-08-22

なら地酒 店めぐり

お酒は好きですがさほど強くありません。最初にビール、そのあと日本酒1〜2種類ほどいったらちょうどいいくらい。たまに勧められて鰭酒とか樽酒とか調子に乗って飲んだら若干頭がぐるぐるおっとっと、というのが私の奈良滞在中のお酒の飲み方です。

日本酒を美味しいと思うようになったのは奈良通いを始めて3〜4年ほどたってからです。詳しく言うと奈良の友達と一緒に町中にある居酒屋に行くことが多くなったからだし、そこで飲んだ風の森ALPHAが飲みやすくて美味しかったからです。(日本酒未体験の海外のお客さんにおすすめなんですって。)展示やマップ制作などで仲良く飲める地元の友人ができたおかげで楽しい酒の席タイムがぐっと増えました。

お店の佇まいもすごく好きです。自分が某吉田類みたいに居酒屋に立ち寄るとか、奈良通い以前は全然やったことなかったのになぁ。奈良の友達の影響で気に入った店にふら〜っと入るようになりました。チャーミングなお店って奈良にも他の地域にもいっぱいありますね。

それまでも飲み会には出ていたし楽しくないわけではなかったんですけどね。日本酒がいまいち苦手で。「癖が強い」っていう先入観に囚われていたのに加えてあまりいいものを飲んでいなかったのかもしれません。それにやっぱり自分が行きたくて行っている、会いたくて会いに行っている土地での酒宴は楽しさの詰まり方が全然違うんでしょうね。

そんな愛すべきお店に行くのを控え東国に留まる私に奈良酒にまつわるものを作る機会がありました。新型コロナの波間を見計って行った「なら地酒 店めぐり」。奈良の友人が企画して、スタンプの台紙やカードの制作で声をかけてくれました。暖簾や赤提灯を恋しがる思いが炸裂した仕上がりですね。

お店の紹介。背景の写真は主宰した奈良の友人が撮影した、商店街の入り口。

ご参加いただいたお店の紹介は、完全に店内の壁によく貼ってある手書きメニュー仕様です。黄ばんだ紙に蛍光ペンで枠取りとかしてあるよね。あれ、いいよね。こう、風情があってね。

裏表紙はお店の紹介とコロナ対策ご協力のお願い。
スタンプを集めたらお店からもらえるサービス券。鹿さんのセリフには拘っております。
ダジャレでございます^^

お店のためにも感染防止対策のマナーを守ってくださいとお願いするスペースを設けました。同じ内容で店内用ポスターも作っています。マスクしないで大きな声で喋るお客さん、ごく一部だけどいるんですって。お店の人には悩みの種ですよね。なかなかみんながみんなお客さんに対して強い態度で出られるわけじゃないし。鹿さんに助けてもらってほしいと思ってデザインしました。以前作ったコロナ対策ポスターの居酒屋バージョンです。

お酒の他に「以前はできなかったのに奈良通いきっかけでできるようになった」のが、個人的な好みや愛着をデザインの中で盛りまくること。特に若い時は今一つうまくできませんでした。仕事に個人的な感情を入れ込んではいけないと言う先入観があったし、未熟でかなり下手っぴだったので作る上での規定と自分の好みのバランスを取れずに持て余していたのでしょう。今は多少なりとも技術が身についたことと、奈良通いを通じてどことなく考えの枷が取れたところがあって、無駄に頭でっかちにならずに自由に手を動かせるようになったのかなぁと、この制作を自分で見て感じております。(まぁ図々しくなったとも言える。)

通って育てた町への偏愛のおかげで、奈良都民は今も東国で元気に好き放題、奈良ネタ制作を続けております。

まだまだ難しい局面が続きますが
どうか奈良のお店が少しでも元気でいられますよう、願って止みません。

  • 体裁(台紙)/B5サイズ二つ折り オフセット印刷
  • 体裁(サービス券)/名刺サイズ(91mm×55mm) オフセット印刷
  • 体裁(ポスター)/データ(フリー素材)

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