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2021-04-05

【プロダクションノート】奈良ひとまち大学

「奈良ひとまち大学」とは、奈良市の町で続いている生涯学習です。奈良市内にあるお店の方や地域に根ざした活動をされる方の興味深いお話を聞ける講座をたくさん開催しています。
ひょんなことから、ワタクシ 奈良都民に講座のご依頼をいただきました。生まれも育ちも在住も奈良ではない、よそ者純度100%の東京都民にお声がけくださるとは。意外とファンキー。素敵だひとまち大学。

講座のテーマは「好きな町と関わるヒント」。
2012年の大和茶「と、わ」コンペから始まって現在に至るまで約8年、特に制作を通じて私は確かに奈良と関わり続けております。住んでいないのに奈良都民のサイトまで作れてしまうほどに。
「もう住んでんちゃうの?」とも「通い住」とも言われる奈良通いの中で私なりに積もらせていった「町と関わる」ことへの考えを、当日は対談(放談?)的な感じでお話しいたしました。

当日はお手持ち用の資料をご用意しました。
過去の制作物の中から4つをピックアップした「奈良都民の手引き」の他、特に多く使ったのが「奈良都民履歴書」です(上の写真で皆さんが手にとってご覧になっているもの)。

地域・ローカル・ソーシャルというジャンルはここ数年目立つ一方で、しかもキラキラ自己実現!な匂いが強く、私にとっては正直鼻につく昨今。常々違和感を募らせておりました(あーあ言っちゃったよ)。

起業して地域で目立つことだけが町と関わること?
それってみんながみんなできることじゃないよね??
見たこともないような事業を起こしたり大勢集まるイベントを連発したりして注目を浴びるとか「大きな何か」を成し遂げなくては町と関わるって言えないの???それは、違うんじゃない??????

人の数だけ町との関わり方がある。
何かを始めるって、大仰なことだけとは限らない。
現時点のリアルな自分から始めないと、謎の自己分析を拗らせて足元が覚束なくなっちゃう。柳に飛びつこうとするカエルのようになってしまう。(槇村さとるさんの『Real Clothes』12巻をご参照くださいませ。)

・・・・という考えを、ひとまち大学のスタッフさんとの対談や参加された生徒さん(大学なので、生徒さん♪)からの質問のなかでお話しいたしました。我ながらだいぶ率直な発言が多かったように思います。率直すぎたのか皆さんの笑いが多かったです。いい笑いだったと思っておこう。

そんな考えなものですから、当日の資料も無理して気取ったものにはしたくないなーと思い、作り慣れたお手持ちサイズの紙ツールにしました。「ザ・プレゼン!」な感じのスライドは機材に触ったことすらなくきっと不慣れでワタワタするんです、私は。
せっかくなのでお土産もご用意しました。奈良きたまちのコーヒー屋さん「NORR COFFEE ROASTERS」ドリップパックです。喜んでもらえたらうれしいなぁと思いながらお手持ちサイズのお土産を考える時間はとっても楽しかったです。自主制作でいつも描いているちいさい3人組を、ここでも思いきりうろちょろさせております。

過去の制作物もいくつかお持ちして、実際に生徒さんたちにご覧いただきました。特に盛り上がったのが、奈良県界隈主観マップ奈良の早起き朝ごはんマップ

どちらも近鉄奈良駅を中心とした徒歩圏内の地図です。会場には近くにお住まいの方や奈良好きな他府県の方にお越しいただいていたのですが、生徒さんたちがよくご存知の界隈の地図だったので「ここ知ってる!」、「この辺に住んでるんですよ」などのフリートークでひとしきり大盛り上がり!正に皆さんにとってのリアルだからこその楽しさ、ということではないでしょうか。

今回お話しした内容はただただ至極当たり前のことですし、ともすればつまらない説教にもなりかねないのでは・・・・、という心配が当初あったのですが、奈良や他の町のローカル界隈に触れるにつけ「いいいのか、それは??」と思うことが結構積もっていて、どこかで話してみたいとも考えていました。ひとまち大学スタッフさんが「こちらが思っても見ないような感想を生徒さんが持ってくれる楽しさがあるよ」と言ってくれたおかげで、やってみようと思いました。後日生徒さんからうれしいレポートをいただき、お受けしてよかったと心底思いました。

快く会場に使わせてくれた「ゲストハウス奥」の宿主さんにも感謝です。(ちなみに私の定宿です。)愛着のある場所でお話しできてうれしかったです。生徒さんたちもほっこりされていて、すごくいい空間でした。こたつって素晴らしい。ありがとうございました。

お土産用のドリップパックをご提供いただいた「NORR COFFEE ROASTERS」さん、当日のお菓子をお出しくださった「Somi sweets & coffee」さんも、ありがとうございます。美味は力です。

ひとまち大学スタッフの皆さんも、本当にありがとうございました。会場のセッティング、受付などなど、流れるような手練れのハイパー事務方っぷり。おかげで私はただポンと乗っかって話すことに集中できました。これぞ大事なリアル。バックヤードがきちんとしてないと、どんなイベントも説得力って持てないと思うんです。

人前に出て自分のことをお話しするのは初めてでしたが、私一人で考えるよりずっと多くの楽しさがありました。やってよかったです。お声がけしてくれたひとまち大学スタッフせとやん、ありがとう。


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